日本語教育能力検定試験とは

日本語教育能力検定試験とは、外国人に対して日本語を教える日本語教師としての十分な知識が身についているかについて、客観的な尺度から証明するための民間の資格試験のひとつです。

しっかりとした日本語教育能力の検定が一般的になってきました。

日本語教師は国語教師などとは異なり、法律で定められた国家資格の制度はありませんので、極端な話をすれば資格がなかったとしても、誰でもその地位につくことが可能です。


しかしこれでは十分な能力がない人が教壇に立つことも可能となり、結果として学びにきている外国人が不利益をこうむることになってしまいます。



加えて日本語学校でこのような不十分な能力しかもたない教員を採用しておくことは、学校全体としての信用問題にもかかわるはずです。

そこであくまでも公正中立にその能力を判断できるしくみが求められていたことから、日本語教育能力検定試験という枠組みが生まれました。
この日本語教育能力検定試験は大学で日本語教師になるためのカリキュラムを履修した程度のレベルは要求されるため、誰でも合格できるというわけではありません。



出題範囲は日本の社会や経済などに関する時事問題から、言語学や音声学、教育心理学、教育方法論などの幅広い分野にまたがっています。
いわゆるマークシート方式の選択式の問題だけではなく、記述式で一定のことがらについて考えをまとめたり、ヒアリングによって音声学などの知識を問われたりと、一般の試験とは異なる部分がいろいろとありますので、受験に際しては十分な準備が必要です。